記憶力がありすぎることの弱点とは!?

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたはもっと記憶力が良ければなぁ~
と嘆いたことはありますか?

ちなみわたしはいつも思っておりました。

わたしは試験というものがすごく苦手です。
単純に記憶するということが
苦痛でならないのです。

覚えている途中で
こんなの調べればいいだけじゃん…
とか、どっかにメモをとって
おけばよいだけじゃん…

と余計なことを考えてしまうので
覚えることが苦痛でたまりません。

なんで自分はこんなに記憶力が悪いんだよ…
と嘆くこともありました。

しかし、最近はそうは思いません。

というのも記憶力というのは
トレードオフなのです。

世の中には見るものを
どんどんと思えていくことができる
「瞬間記憶」という能力を持つ人がいます。

その能力をもつひとは
学生時代では先生が黒板にかいた内容を
全部覚えておくことができるのです。
なんてうらやましい!
のどから手がでるほどほしい能力だ!

と思いますよね?

しかし、この能力をもっているがゆえに
悩み苦しみ命を断った方をわたしは知っています。

というもの
わたしたちが経験してきた

青年時代にひどいことをされたこと
好きな人に振られたこと
愛する人との別れ、家族との別れ

こういったことは普段生活をしていると
忘れていますよね?

悲しいことは時間が解決してくれるのです。
記憶の忘却とともに冷静さを保つことができ
普段の生活をすることができるようになるのです。

しかし、その方は違っていました。
これら全てをまるで昨日のことのように
覚えているのです。
これは想像を絶するほどの強さです。

つまりその人は「瞬間記憶」という能力を得て
メンタルに苦しみということも得てしまったのです。

忘れるということは記憶するときには苦しい。
しかし、つらい経験のときには
メンタルが楽になるのです。

このように考えると
記憶力とメンタルはトレードオフに
なってしまっているのです。

つまり、忘れるということも
ひとつの能力なのです。
こう考えるとわたしは記憶力がよい人への憧れは
なくなりました。

忘れることは素晴らしいことなのです。
あなたがもし記憶力がわるいとしたら
それも一つの能力と思ってください。
つらい経験を忘れることができるのです。
素晴らしいことですよね。