会話がちぐはぐになるときは階層を意識する。

こんにちは。
毛利まさるです。

会議やミーティングで
話がちぐはぐになる時はありませんか?

例えば全体像を決めようといっているのに
そこ今話し合う必要ありますか?
というくらい細かいことについて話し合うなどです。

会議の場合は司会がコントロールしなければいけません。
しかし、司会も一緒になって
ちぐはぐな話し合いになってしまうと
その会議は間違いなく
時間通りには終わらないでしょう。

では、そもそもなぜこんなことが
起きてしまうのでしょうか?

それは階層を意識して話をしていないからです。

ここで言う階層とは
抽象的か具体的かの度合いをさします。

たとえば
「今日の夜食の主食は麺とご飯のどちらが良いか?」
という質問があったとします。

この質問の場合に
「僕はつけ汁が濃厚なつけ麺が良いです。」
「いや、やっぱりコシのある讃岐うどんでしょ。」
といった話し合いをするのは
質問の回答になっていないですよね?

この場合は「麺にしましょう。」
で質問は終わるのです。

麺の場合で階層を見てみましょう。

麺にはうどんやラーメン、パスタ、そばなどがあります。
そしてうどんにはきつねうどん、
天ぷらうどん、ざるうどんとあり
さらにはうどんの種類も讃岐うどん、
稲庭うどんとあります。

このように広い意味でとらえるのは抽象的
狭い意味でとらえるのは具体的です。

この抽象的と具体的のどのあたりで話しているのか?

を会議やミーティングで
まずは一致させなければいけないのです。

もし、会議やミーティングで話がちぐはぐになるのなら
手書きの紙やホワイトボードなど
図に描いて説明をするのが
一番良いです。

もし、あなたが階層を意識して考えるのが苦手ならば
日常の中で常にトレーニングをしてみてください。

たとえば昼食後のホットコーヒーを
飲むときにこう考えるのです。
ホットコーヒーをもっと抽象的にすると暖かい飲み物
もっと具体的にするとブラジル産の豆を使ったアメリカン…
といった感じです。

このように普段から階層を意識しておくと
会議やミーティングで話がちぐはぐな人に
ならずに済みます。
むしろコントロールできる立場になれるのです。
ぜひおためしください。

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