こんにちは。
毛利まさるです。
あなたに目標としている人はいますか?
同じ職場の中で営業成績の良い先輩
上司から指示された仕事を次々にこなす先輩
なんでも器用にこなす課長
あなたが目標としている人がいて
その人に近づきたいと思っている。
さらにその人から教えてもらっている。
しかし、なかなか近づけない…
そのうちあなたはこんなことを言われるでしょう。
努力が足りない…
はたして本当でしょうか?
あなたは必死に努力をしていて
このようなことになっているとしたら
あなたは教えてもらう人を間違っているかもしれません。
たとえば、あなたが小学三年生だとします。
体育の授業で短距離走がありました。
あなたは短距離走がクラスの中では平均以下でした。
そこであなたはクラスで一番足の速い人に速くなるコツをききました。
するとこんな返事をもらいました。
「腕をもっと速くふることだよ。」
その日から一か月間ずっと
腕をブンブンとふって走ってみました。
しかし、あなたは
クラスで一番足の速い人のアドバイスを実行しても
クラスの平均以下のままでした。
なぜでしょうか?
努力が足りなかったから?
なぜアドバイスを活用できなかったのでしょうか?
じつは、クラスで一番足の速い人は
クラスの中で一番身長が高かったのです。
ですから、特に足が速くなる技術を勉強せずとも
足が速かったのです。
一方小学三年生のあなたはクラスの平均身長以下でした。
だからだったのです。
足が速いことの有利なことが備わっていたのです。
ですから、この場合は
しっかりと走りのフォームを勉強することが
大切だったのです。
元も子もない話ですよね。
しかし、仕事の現場でも
これと同様のことが起きています。
セールスが上手な人は
親がセールスをやっていた。
学生時代の時の友達にセールスが多い。
学生時代に体育会系で
バリバリ礼儀について指導されていた。
なんてことが挙げられます。
社会人になる前に
もともとセールスのスキルに繋がることを
本人が知らないうちにみにつけていたのです。
つまりセールスに有利なことが備わっていたのです。
その人にとって当たり前で
わざわざ説明することでもないことを
無意識にできている可能性があります。
ですから指導しようにも言葉にできないのです。
そういった人の口癖はこうです。
「それはセンスだから…」
この言葉はいいかえると
「わたしは無意識にできているので
あなたに説明することができません。」
ということなのです。
では、どうすれば良いのか?
それは、あなたと過去が似ている人
もしくはあなたよりも大変だった人で
上手になった人を参考にすることです。
普段は口下手で根暗なのにセールスが上手な人
体育会系でないのにセールスが上手な人
お酒の場では目立たないのにセールスが上手な人
それでいてセールスについてきくと
色々説明してくれる人
こういった人を探してください。
その人から学んでください。
そうすればあなたが成長するスピードはあがりますよ。
ぜひおためしください。
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