こんにちは。
毛利まさるです。
世の中にはデータをみると
すぐに騙される人がいます。
わたしはこれで体重２０ｋｇ落としました！
毎日１０分たった〇〇をするだけで英語が話せるようになりました！
たった３日で〇〇ができるようになりました！
このようにユーザーの意見を紹介されることがあります。
これって本当なのでしょうか？
もし、あなたがこういったことを見破りたいのなら
覚えて欲しい言葉があります。
それは「チャンピオンデータ」という言葉です。
チャンピオンデータはなにかというと
都合の良いデータということです。
たとえば、あなたの友達の中に
バスケットボールを最近始めた人がいたとします。
その友達があなたに練習している動画をみせてくれました。
とても得意げに自分の練習動画を紹介します。
「最近３ポイントシュートが上手になったんだ。
この動画をみてくれよ！」
動画を観るととてもきれいに決まっています。
友達がバスケットボールを始めたのは
つい１か月前のはずです。
あなたはびっくりして友達に言いました。
「え？いつのまにこんなにうまくなったの？」
友達はニコニコと笑っていました。
どうでしょうか？
本当に友達は３ポイントシュートが
上手になったのでしょうか？
実は友達の３ポイントシュートの動画は１週間練習して
ようやく成功した奇跡の１回だったのです。
友達は言いました。
「いや～この動画をとるために２００回投げたよ！」
実は友達は全然うまくなっていなかったのです。
しかし、成功した動画だけをみると
とても上手にみえます。
これこそがチャンピオンデータなのです。
奇跡の１回がまるで全てのようにみえるのです。
まさに都合の良いデータということです。
このチャンピオンデータは
世の中の広告の色々なところで使われています。
あなたがもしデータをみた時は
「これってチャンピオンデータなのでは！？」
とつぶやいてみてください。
それだけで騙される確率が減りますよ。
ぜひおためしください。
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