最初からこまかい計画をたてないとは

こんにちは。
まさやんです。

まず何をやるにしても計画から!
という人がいます。

ビジネス用語でいうところの
PDCA(ピーディーシーエー)です。

PとはPlanであり、計画
DとはDoであり、実行
CとはCheckであり、評価
AとはActionであり、改善

計画したものをやってみて
どうだったか評価して、改善して
計画を立て直して、また実行するという流れです。

会議の場でPDCAを回すんだ!
といわれたりもします。

中には
最初のPである計画は
本社から指示されたり、
組織の中で決まっていたりしているケースもあります。

しかし、Pである計画が決まっていない場合は
計画を正確に立てろ!
とやたらにこだわる人がいます。

こういったケースはムダになることが多いです。

私は会社の計画表を作成したり、
作成されたものを何度もみたことがあります。
しかし、
最初からたてた計画通りになることは
まずないですね笑

そのため、PDCAのCAである
評価と改善が必要なのです。

だから、最初から細かい計画というのは
必要がないのです。

なぜなら、あなたが経験ないことは
それをやることでどのくらい時間がかかるのか?
どれくらいの精度でできるのか?
がわからないのですよね?

ですから、細かい計画というのはムダなんです。

英語の勉強をしてこなかった人が
TOEICの問題集を買ってきて、
1週間に30ページ勉強しよう。
そうすると一ヶ月で120ページまで勉強できるな。

とすると、2ヶ月あればひととおり勉強できるから
三ヶ月後の試験には間に合うな!

と計画を立てたとします。

おそらく2週間後には勉強をやめているでしょうね。

なぜなら、
自分のレベルと、
問題集のレベルがあってないかもしれないし、
自分の30ページ勉強するために
かかる時間もわかっていないのです。

だから、最初からこまかい計画をたててもムダなのです。

では、どうすればよいのか?

まずは、おおざっぱな目標をたてて
まずは目の前にみえることをこなすのです。

英語でしたら、TOEICで100点あげようという
おおざっぱな目標をたてて
まずは、TOEIC試験用のうすくて簡単な問題集を
買ってきてやってみる。

そこで時間と、
自分が勉強するのにかかった時間を記録しておくのです。

そうすれば、
次にどのレベルの問題が必要なのか?
それを解くのにかかる時間がわかります。

そうして、三ヶ月後までに
TOEICの点数を何点取りたいのか?

勉強用に使える時間はどのくらいなのか?
そのためにはどの問題集に取り組めるのか?
それだけじゃ足りないとしたら
どうやって時間をつくるのか?

を考えるのです。

ちなみに英語の話は私の話です。
見事に英語の勉強は失敗しました。

私だけではなく、多くの人は
立派な計画をたてて満足して終わっているのです。

立派な計画では現実をかえることはできません。
そんなことよりもまずはやってみてください。

そのためにもPDCAの前に
まずとりあえずの目標をたてて、
次にDである実行が必要なのです。

なぜなら
実行しないと具体的な道筋が見えないからです。

ここまでをまとめると
PDCAではなく、
ざっくりした目標からのDPDCAです。

まずはこれを覚えておいて取り組んでみてください。