自己啓発で紹介されるイェール大学の目標を紙に書いた方がいいのはウソだった!?

こんにちは。
毛利まさるです。

目標を紙に書いた方がよいのか?
それとも書かない方がよいのか?

これについて数多くの自己啓発本で
紹介されている調査結果があります。

1953年のイェール大学の調査結果です。

イエール大学の卒業生に対して
将来の目標がしっかりとあり、
それを書き留めているかを聞き取りました。

するとその人数は卒業生の中でわずか3%でした。

数十年後にその卒業生に対して追跡調査をしたところ
目標を紙に書いていない残りの97%よりも
多くの金融資産を築いていたという内容です。

だから目標を紙に書きましょう!
ということなのです。

しかし、これはウソです。
なぜならイェール大学自体が公式に否定をしています。

参照:Yale University Library

公式に否定されているウソを
平気でお伝えしている方々がいるのです。

それはさておき
では、目標を紙にかくことは意味がないことなのか?

実は、イェール大学は否定をしていましたが、
似たような実験をしている大学があったのです。

それはハーバード大学の経営大学院である
ハーバードビジネススクールの調査結果です。

1979年に実施されており
内容はイェール大学の事例とほぼ一緒です。

ですから、目標は紙に書いた方がよいのです。
ぜひ書きましょう。

それにしても
この目標設定に関しては
ハーバードビジネススクールの調査結果を
誰かが間違ってイェール大学と紹介して
だれも調べることなく
受け売りで紹介され続けてきたということです。

随分といい加減ですよね笑

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