研究結果をみるときのコツとは!?

こんにちは。
毛利まさるです。

ニュースやバラエティ番組をみていると
今回の実験から
〇〇は身体によいということがわかりました!

このように参考になることを
紹介されることがあります。

普段時間のないわたしたちは
ライターの記事の内容や
コメンテーターの言葉だけをみて判断しますよね。

しかし、その場合にあなたは
その結果は本当なのか注意して判断する必要があります。

なぜなら
真面目に結果を紹介しているケースもあれば
内容を歪曲して伝えているケースも散見されるからです。

研究の結果では
だいたいこのように紹介されています。

まず何と何を比較するのか?

そして比較した結果として
同等性が認められた。あるいは認められなかった。
有効性が認められた。あるいは認められなかった。

たとえば新しいAの方法と
従来よりあるBの方法を比較したとします。

この時、Aの方法がBよりも良いと言えるのは
Aの方法はBの方法と比較して有効性が認められた。
と書かれている場合だけです。

たとえばテレビ番組でダイエットをテーマにしている場合
二人の人が出てきて
Aの方法とBの方法をそれぞれ試した結果
Aの方が体重がマイナス3kgも減少しました。
だからAの方法の方が良いのです。

という内容があったとします。

たしかにAの方が結果は良かったように見えます。
しかし、有効性があったのかは別問題です。

有効性を示すためには、
二人で試すのではなく、何人も試す必要があります。

さらにどういったことを基準にしていくのか?
これらをきちんと決める必要があるのです。

このように細かい試験の方法を決めて
その結果調べて有効性があったときに
はじめてAの方が効果があるといえるのです。

あなたも「有効性」「同等性」
この言葉を覚えておくと
データにだまされることは少なくなります。

ぜひ覚えておいてください。