こんにちは。
毛利まさるです。
あなたは飛行機に乗ることと
自動車に乗ること
どっちが怖いですか?
この質問に対して
あなたも「飛行機」と答えるでしょう。
私もそうです。
しかし、あなたも知っていますよね。
自動車の事故率よりも
飛行機の事故率の方が低いことを。
アメリカの国家運輸安全委員会 (NTSB) の調査では、
航空機に乗って死亡事故にあう確率は0.0009%に対して
自動車に乗って死亡事故にあう確率は0.03%です。
自動車の方が死亡事故が33倍高いのです。
それでもまるで条件反射のように
飛行機の方が怖いと感じてしまいます。
なぜ、こんなことが起きるのでしょうか?
それは人はあまりに小さい確率については
正しく評価をすることが難しいからです。
これを「微小確率の過大評価バイアス」と言います。
宝くじが当たる確率なんて
ほぼないとわかっているのに
こころのどこかで
「もしかして当たるかも…」
と淡い期待をしてしまいますよね。
それと一緒なのです。
「微小確率の過大評価バイアス」については
仕組みを頭で理解していても反応してしまいます。
しかし、仕組みを理解していないと
疑うことなく内容を鵜呑みにしてしまいます。
仕組みを理解していないと知らず知らずの内に
あなたは間違った判断をしているかもしれません。
ですから、まずは
確率の小さいものを大きく捉えてしまう。
ということが起きることを知っておきましょう。
仕組みを知っておけば
ある程度冷静な判断をすることができますよ。
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