こんにちは。
毛利まさるです。
あなたは宝くじを買いますか?
「もし、宝くじが当たったなら…」
と妄想を膨らまし
一発逆転を狙って購入をする。
「もし、当たれば今の仕事なんて辞められる…」
「もし、当たれば家や車を一括購入できる…」
もし…
このように
宝くじはあなたが考える「もし…」
を売り物にしているのです。
そうするとあなたはこう思うことでしょう。
「宝くじは夢を買っているんだ!」
「当たらないのはわかっている。
でも買わないと当たらないんだ。」
冷静になって考えてみてください。
宝くじの還元率は50%弱と言われています。
たとえばあなたの親友がこんな話をあなたにしたとします。
「実は興味深い宝くじがあるんだ。
一口10,000円のくじなんだけど
これを買うとなんと必ず5,000円の商品券になるんだ。
それが凄いんだ。当たりはずれもなくて
全部5,000円になるんだ。」
こんな話を聞いてあなたはどう思いますか?
いやいや、10,000円が5,000円にしかならないのなら
5,000円損しているでしょ!
とすぐに気が付きますよね。
実は宝くじの還元率50%とはこれとほぼ同じなのです。
そうするとあなたはこう思うかもしれません。
「いや、宝くじは購入金額の半分を寄付に回しているんだ。
だから寄付にもつながっているんだ!」
その通りです。
宝くじは寄付につながっているのです。
しかし、冷静になって考えてみてください。
寄付が目的なら最初から寄付をすればよいですよね。
当たるかもしれないというのも
当たらないことはわかっていますよね?
当たれば良いな。という幻想を利用して
「寄付に繋がる」という善意を後押しにして
還元率50%という現実をそむけているのです。
大切なことは考えることを一つにしぼることです。
お金を増やしたいのならお金を増やすことに集中する。
寄付をしたいのなら寄付に集中する。
そうしないと
なにやらよくわからいごちゃごちゃにした理由で
自分でもよくわからないけどなんとなく購入してしまう
ということになるのです。
宝くじをみたら「考えることは一つにしぼる」
この言葉を思い出してください。
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