なぜスマートフォンを落とすと地面に当たるのは画面の方なのか!?

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたはスマートフォンを
使っている時に
うっかり手を滑らして
落としてしまった経験はありますか?

おそらくほとんどの方が
スマートフォンを落としたことがあると思います。

では、その落とした時に
スクリーン、つまり画面側とそうでない側の
どちらの面が地面側になりましたか?

おそらくほとんどの方が
画面側と答えたのではないでしょうか?

実はこのことに似た法則があるのです。
それはマーフィーの法則です。
「食パンを落とすと
 必ずバターが付いているほうが下になる」
という法則です。

このことも納得いきますよね。

そもそも半分の確率のはずですよね。
では、なぜこんなことが起きるのか?

理由は二つあります。

1つ目、スマートフォンを手に持って
画面を操作していると画面が上に向いています。

その手に持った高さから落下すると
画面の方が下になる確率がそもそも高いのです。

そういうとあなたはこう思うでしょう。

「スマートフォンを操作していない時
 たとえば、カバンから取り出そうとしたり
 ズボンの後ろポケットから出そうとしたときも
 よく画面が下になりますよ。」

ここで2つ目の理由です。

それは「認知バイアス」によるものです。

認知バイアスとは、カンタンにいうと
偏見、先入観に似ています。

どういうことかというと
あなたの記憶にあるもの
印象的なことに引っ張られてしまうことです。

つまり、スマートフォンが
画面から落ちることにしろ
食パンのバターがついた方が落ちることにしろ
ドキドキして印象に残りますよね?

反対に
スマートフォンの画面じゃない方だったり
食パンのバターがついていない方が地面に落ちたら
「あぁ~良かった。」
で安心して終わりです。

記憶には残らないでしょう。

逆に言うと
焦ったり、ドキドキしたことは
記憶に残りやすいということです。

セールスでお客さんを相手にする時
同じ職場の人を相手にする時
あなたが相手にとって
なにか印象に残ることが何度かあったとします。

その場合
認知バイアスにより
あなたと他の人が同じようなことをした場合

あなたの方がより良い印象を
持ってもらうことができるのです。

ぜひ、認知バイアスを心がけて
日頃から印象に残る行動をとってみてください。