こんにちは。
毛利まさるです。
部下や後輩は褒めて育てるべきなのか?
こういったことで悩む人がいます。
もちろん多くの場合は
褒めて育てることに異論はないでしょう。
自分が指導される立場だったとしても
褒められないよりは
褒められた方が気分が良いです。
そこであなたはこのように思うことでしょう。
「褒めることは万能なのか?」
実はその問いに対して一つの答えがあります。
1998年に行われたコロンビア大学で。
10歳から12歳の子供400人を対象に行った研究です。
参照:Praise for intelligence can undermine children’s motivation and performance.
https://content.apa.org/record/1998-04530-003
こちらによると頭が良いと能力を褒められた子供は
何も言われなかった子供よりも成績が悪かったのです。
これは能力を褒められることで気分は良くなるものの
間違ってしまうことに対して恐怖心があり
難しい問題を避けるようになってしまうのです。
なんでもかんでも褒めることは
このようにマイナスの結果もあるのです。
では、どうすれば良いのか?
褒める対象を変えるのです。
能力を褒めるのではなく、
行動面をほめるのです。
アポイントを取得できたこと。
契約には至らなかったものの商談まで持って行けたこと。
顧客からの質問に回答できなかったものの、
次回の商談で回答する約束を得たこと。
今回のサービスは契約には至らなかったものの、
別のサービスの話題につなげることができたこと。
このように契約になった
ならなかったという結果でもなく
セールスが上手下手という能力でもなく
行動面を評価するのです。
それが褒めるコツなのです。
なんでもかんでも褒めれば良いという考えは捨てましょう。
褒めるのは行動面です。
ぜひおためしください。
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