事実と意見をわける理由とは

こんにちは。
まさやんです。

あなたは上司に報告するときになぜか
上司にイライラされることはないですか?


あなたがいろいろと一生懸命
話をしたあと上司から一言
「で、結局どうなったの?」


あなたは思わず

「あれ?
この上司、話しをきいていなかったの?」
と思ってしまいますよね

あなたにこのような経験があると
あなた自身に原因があるかもしれません。

その原因の1つが
「事実と意見を一緒にして話している」
ということにあります。


例えば、以下の会話はどうでしょうか?

部下A「今日〇〇さんの所に行ってきて、
 商品を紹介してきたのですが、
 問題なく契約になりそうです。」

上司「問題なくってことは、
 明日にでも契約できて納品になるな。
 〇〇さんはなんていってた?」

部下A「とても良い商品だから
 前向きに検討したいといった感じで
 非常に良い反応でした」

上司「ちょっと待て、
   〇〇さんはなんて言ったの?」

部下A「え!?え~っと、
 「良さそうですね」という感じです…」

上司「感じじゃなくてどう言ったの?
 実際に話した言葉は?」

部下A「え、え~っと、
  私が商品の話しをしていると
 「うん、うん」とうなずいていました。」

上司「じゃ、
  「良さそう」とは言っていないの?」

部下A「実際には、言っていないですね…
 でも、とても良い反応でしたよ。」

上司「それはどういったことから
   そう思ったの?」

この上司と部下のやりとりから判断して
あなたは今回の商談が契約になると思いますか?

おそらく契約にはならないでしょう。
後で、部下Aさんは上司から
「お前、契約になるって言ってただろ!」
と詰められることでしょう。

では事実と意見を分けた話し方で
はどうなるか部下Bさんでみてみましょう。

部下B「今日〇〇さんの所に行ってきて、
 商品を紹介してきたのですが、
 契約になりませんでした。」(事実)

上司「なんでダメだった?」

部下B「ここからは私の意見ですが、
 商品の話しをしている時に、
 「うんうん」とうなずいてくれていました。
 

 ですが、最後の方になると面倒くさそうな感じで
 「あぁ検討しておくよ」と答えられました。
 (事実)

 振り返ってみたところ、
 途中のこの部分の魅力を伝えきれなかったのが
 問題かもしれませんね。」
(意見)

上司「そこの部分どうやって説明したか
 今やってもらえるか?」

といった感じです。

どうでしょうか?
仮にあなたが上司だった場合、
部下Aと部下B
どちらを部下に持ちたいですか?

どちらのケースでも
今回契約にならなそうと
いうことに違いはありません。

ですが、
今回のケースで何が起きているのか?
を端的に捉えているのは部下Bです。

この場合は上司にとって、
その上司の上司に報告がしやすいのです。

つまり、あなたのは上司は
簡単にあなたの報告を知りたいのです。

事実と意見をわけて
上司に報告することで
上司はあなたの状況を

把握しやすくなるのです。

そのことで上司は
他の方に説明もしやすくなります。

ですから、
事実と意見を分けて報告してください。
これをするだけで、
あなたは仕事ができる人にみられるのです。