結果ではなく行動を褒める その理由とは

こんにちは。
まさやんです。

あなたは部下や後輩を指導する機会はありますか?

もし、指導することがあって
相手が失敗した時、
次のようにいったとします。

「ったく!何度言ったらわかるんだよ。
 そんなこと言ってないだろ!
 きちんとしろよ!」

営業現場ではよく聞くセリフです。
しかし、これは上司や先輩として最悪な発言です。

ありがたいことに私にはこのような先輩がいたのです。
こうやって叱られた人の気持が痛いほどよくわかります笑

では、なぜこれがだめなのか考えてみましょう。

まず言われた相手は次のように考えます。

「先輩の指導の通りにやったのにうまくいかなかった、
どうせ怒られるなら、最初からやらなきゃよかった。」

つまり、「きちんとやれよ」という言葉は
相手がせっかく行動したのに、
その行動したことも

否定してしまうことになるのです。


そうすると相手は動かなくなります。

そしてあなたは単に
「いちいちうるさい人」「面倒な人」
となって相談もされなくなるでしょう。

結果、あなたの信頼はなくなります。

では、どうすればよいのか?

それは、まず指導どおりに行動したことを
褒めることです。

「言った通りやってみたんだ。
 よし!まず第一段階はクリアだな。よくやった。
 で、どうだった?」
「そっか、最初にしては上出来じゃないか。
 次はこうしてみようか。」

といった感じです。

相手を指導した場合、
その相手がうまくいった、いかなかったで
褒める褒めないを分けるのではなく、
行動したことを褒めてください。

そうすれば、部下や後輩は
ますます行動につながるし、
あなたに相談してよかったと思っていただき、
結果的にあなたに対する信頼度も増すのです。

ぜひ、行動を褒めてあげてください。