話をよく聞け!はアドバイスのようでアドバイスではない その理由とは?

こんにちは。
まさやんです。

あなたは上司から
「話をよくきけ!」
と言われたことがありますか?

ちなみにわたしは
数え切れないくらいあります。

わたしはこのことばを聞くたびに
意味ないよな…

と思っております。

わたしは学生時代とても運動が苦手でした。
このことは自己紹介で紹介しております。
参照:はじめての方へ

特に球技は大の苦手です。
体育の授業が野球だったとき
クラスのほぼ全員が喜んでいました。

ただ一人を除いて、

そのただ一人がわたしです。

もうイヤでイヤで仕方がなかったのです。

それこそ体育の時間が近づいてくると
胃がキリキリと痛むのです。

またみんなの前で
みじめなおもいをすることなる…

またみんなの前で
ブザマな姿をみせることになる…

またみんなの前で
恥をかいてしまう…

当時のわたしにとっては
地獄のような時間でした。

野球ではあまりにもつかえなくて
守備側ではポジションにこまり
結果的には外野の奥の奥に追いやられました。

ですが、
攻撃側は別です。
いやがおうでも
バッターの順番は回ってきます。

わたしは一生懸命に
飛んでくるボールをみて
一生懸命に
バットを振ります。

ですが、毎回三振です。

バンドを狙え!
といわれますが
それもできません。

わたしには何度も何度も
同じことばを浴びせられます。

「ボールをよく見ろ!」
「落ち着け!」
「ボールから目を離すな!」

それでわたしは
ボールを打てるようになったか?

当然、三振でした。

というのも
わたしなりにボールを見て
わたしなりに落ち着いて
ボールから目を離さなかったのです。

つまりアドバイスどおりにやっていたのです。
ですが、毎回三振なのです。

つまり、アドバイスが
アドバイスになっていないのです。

そもそも
ボールを打つスキルがないわたしには
なんの意味もないことばなのです。

これと同じことが
仕事の場において日常茶飯事におきています。

「話を聞け!」
「よく考えろ!」

こんなものはアドバイスのようで
アドバイスではないのです。

はっきりいって雑音でしかないです。

こんなことをいって
アドバイスをしていると思っているひとは
リーダー失格ですね。

では、どうすればよいのか?
それは相手の理解を確認することです。

あなたが相手に教える立場の場合で
「話をよく聞け!」
といいたくなったら

話を聞いて理解できていないのなら
どこまでなら理解したのか?

考えていないように思えたのなら
どこまで考えたのか?

を確認するのです。

あなたが上司から
「話をよく聞け!」
といわれてしまったのなら

「かしこまりました。
 今の話をまとめると
 ◯◯という理解をしています。
 足りない部分はありますでしょうか?」

と自分の理解を相手に伝えてください。

これをすれば
あなたは相手とのコミュニケーション不足で
悩むことはなくなります。
あなたは必ずよいリーダーになれるはずです。
ぜひおためしください。