かき氷の味は全部一緒というのは本当なのか!?

こんにちは。
毛利まさるです。

真夏の炎天下や縁日で食べる
かき氷はとてもおいしいですね。

ところであなたは
かき氷のシロップで何味が好きですか?

鮮やかな赤のイチゴ
さっぱりしたレモン
涼し気なブルーハワイ
高価な感じのメロン

色々ありますね。
ちなみにわたしは貧乏性なので
子供の頃は迷わず
メロンのシロップを頼んでいました。

ところで実はかき氷のシロップは
全部同じ味というのをご存知でしょうか?

実は抹茶を除き他は全部一緒です。

なに味かというと
ブドウ糖、もしくは砂糖の味です。

ではなにが違うのか?
それは色と香料です。

「そうはいっても
 イチゴの味やメロンの味は本当にしますよ。」

と思う方もいると思います。

そういう方は、ためしに
いろいろなシロップがかかったかき氷を
鼻をつまんだまま食べてみてください。

あなたは今まで食べていたのは
単に甘い氷だったと気がつくでしょう。

そしてよくよくシロップをみてください。
どこにもイチゴ味、メロン味といった
◯◯味という表記はないはずです。

もし、あったとしたらインチキです笑

なぜなら正確にはイチゴ味、メロン味ではなく
イチゴ風味、メロン風味なのです。

シロップはブドウ糖や砂糖水に
香料、フレーバーで香りをつけているだけなので
風味というのが正しい表記なのです。

風味と味、これは似て非なるものなのです。
このようになんとなく伝わるからといって
言葉を適当に使っていると

相手に伝わらないことがあるのです。

イチゴ風味は単純に香りだけです。
イチゴ味は果汁が入っています。

そんな細かいことを気にする必要ないのでは?
と思うかもしれません。

しかし、これは重要なことなのです。
たとえば
「東北って東京の上の方だよね?」
という人がいます。

たしかに地図で見ると上です。
しかし、正確には東京の上は空です。
東北は東京の北です。

こういったことは仲間内で話すときには
なんの問題もありません。

問題は仕事であったり
セールスの場であったりした時です。
言葉の違いを明確にしておかないと
手痛い失敗をしてしまいます。

特に仕事の場では
お互いに仕事や業務の理解を
確認する必要があります。

普段から風味と味といった言葉の違いを
明確にしておけば
お互いに理解が間違っていた
というケースを少なくすることができます。

ぜひ普段から似たような言葉の違いを
意識してみてください。