こんにちは。
毛利まさるです。
あなたはきのこたけのこ戦争をご存じでしょうか?
メーカーのイベントで
スナック菓子の「きのこの山」と「たけのこの里」
どちらが好きか投票で決めているのです。
どうやら毎年「たけのこの里」の方が優勢らしいです。
しかし、よくよく考えてみてください。
「きのこの山」はクラッカーにチョコがついています。
「たけのこの里」はクッキーにチョコがついています。
では、クラッカーとクッキーの違いは何でしょうか?
ちなみにクラッカーもクッキーも同じビスケットです。
小麦粉と糖類、食用油脂でできています。
その中で糖類、食用油脂が全体の4割をこえていたら
クラッカーではなくクッキーになります。
ここまで紹介すると
間の良いあなたはもうおわかりですよね。
そもそもきのこの山もたけのこの里も
小麦粉と糖類とチョコを合わせた
チョコスナックなのです。
ほとんど一緒なのです。
毎年新商品として世の中に新しいお菓子が出てきます。
しかし、もう世の中に全く新しいお菓子は出てきません。
冷静になってみてください。
世の中のお菓子は
グミ、チョコ、小麦粉を使った焼き菓子、
飴などの砂糖菓子
ポテトを焼いた菓子、揚げた菓子…
とうもろこしを使った菓子
ほとんどはこの組み合わせです。
きのこの山とたけのこの里だって
ほとんど一緒です。
ですが、なぜ違うものとして
わざわざ総選挙までするのでしょうか?
それは、そのお菓子に名前があるからです。
チョコスナックとひとくくりにされると
どれも一緒になります。
しかし、ちょっと糖質が多い
小麦粉のお菓子にチョコをコーティングすると
たけのこの里
小麦粉のお菓子にチョコを多めに
コーティングするときのこの山
このように名前をつけたから
違うものとして認識するのです。
これをあなたはセールスで活かしましょう。
ふつうは一緒と思うことでも
ちょっとした違いを明確にすることで
相手は異なるものとして受け取ってくれるのです。
セールスで他の商品と差別化するのに
とても役に立つ考えです。
ぜひとりいれてみてください。
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