鬼の10則はもう役に立たないのか?

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは鬼の10則をご存じですか?

電通の吉田秀雄氏の言葉です。

仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。

仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。

大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。

難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。

取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。

周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。

計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。

自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。

頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。

摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。

あなたは改めて鬼の10則を読んで
どう感じましたか?

時代に合わない?
あつくるしい?
説教臭い?

電通の社員手帳からすでに削除されているので
否定的な意見が多いでしょう。

わたしもとある経営者から
絶賛されて熟読した方がよいと
アドバイスをいただいたこともあります。

ですから、わたし自身も
熟読をしました。

鬼の10則の内容は確かにその通りです。
自分を律するには素晴らしい内容です。

しかし、この内容は仕事に100%打ち込める人に
対して有効な助言なのです。

今は働き方が多様化しているので
人によっては単に説教臭い話になってしまうのです。

何がいいたいかというと
内容うんぬんの前に伝える人を間違うと
かえってマイナスになってしまうということです。

これを全社員に向けて
素晴らしいと説くのは
あまり得策ではありません。

どういった考えを信念として
仕事に取り組んでいるんですか?
ときかれたら答える程度でよいのです。

自分が素晴らしいと思った内容でも
全ての人にとって素晴らしいわけではないのです。

人を見極め
人に伝える方法を常に考えてください。

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