やりたくないと意識するほどとやりたくなるその理由とは

こんにちは。
まさやんです。

あなたは「やめたい!」と思っているのに
なかなかやめられないことはありませんか?

夜ふかししないようにと思うのに
ついつい夜ふかしをしてしまう。

ダイエット中なので甘いものは食べないと思うのに
今回だけとコンビニのシュークリームをほおばってしまう。

仕事中でスマホを観ないようにしようと思ったのに
ついついスマホを観てしまう。

ちなみに私は学生時代
試験前日に、夜中の12時までゲームをして
赤点間近をとった経験があります。

ですから、誘惑のおそろしさは
人一倍経験しております。

「やめたい!」「してはいけない!」
と思えばおもうほど、逆に意識してしまう。

実は、このことについては有名な実験結果があります。
通称「シロクマ実験」といわれるものです。

参照:
Wegner DM, Schneider DJ, Carter SR 3rd, White TL,
”Paradoxical effects of thought suppression.“,
J Pers Soc Psychol. 1987 Jul;53(1):5-13..

簡単に説明すると
最初に「シロクマについて考えないでください」と指示された人たち
最初に「シロクマについて考えてください」と指示された人たち
を比較します。

最初に「シロクマについて考えないでください」と指示された人たちは
最初に「シロクマについて考えてください」と指示された人よりも
シロクマについて考えたということです。

つまり、「しないでください」と指示されると
よけいに「したくなる」のです。

では、どうすればよいのか?

以前、「犠牲にするものとゲン担ぎ」についての記事を紹介しました。
このように1つの方法としてもう自分の中に選択肢はないものとすることです。

今回は別の方法を紹介します。

それは、
「◯◯しない」ではなく、
「◯◯の場合は、◯◯をする」
という行動に落とし込むのです。

夜ふかししないようにと思ったのなら
「11時には寝る」

ダイエット中なので甘いものは食べないと思ったのなら
「甘いものが食べたくなったらコップ一杯の水を飲む」

仕事中でスマホを観ないようにしようと思ったのなら
「仕事中はスマホを目にみえないところに置く」

といった感じです。

あなたに「しない」「やらない」といった
禁止事項があれば、ぜひシロクマ実験を思い出して、
「◯◯の場合は、◯◯をする」
という行動に落とし込んでください。
そうすれば禁止事項を実行できます。