こんにちは。
まさやんです。
社会人にとって年収は
ゲームでいうところの
ステータスのようなもの
能力値が高ければ年収は高い!
と豪語するひとがいます。
こんなこといわれると
なんだかへこみますよね?
じゃ、自分は能力低いのか…
でも、自分よりも本当に
◯◯さんは能力高いのかな…
大学の同級生で
◯◯は自分よりも成績悪かったのに
いまでは自分より年収高そうだな…
などなどあなたは
いろいろ思うことがあると思います。
わたしは以前こんな相談をうけました。
相談をされたのは
とある業界のセールスのかたです。
大学の時の友達が同じ業界で
別の会社で同じように
セールスをしてました。
そこで同窓会の時に年収の話になり
正直に話したところ
友人の方が年収が100万以上高いのです。
そのかたはどうしても納得がいかず
「なんでそんなに年収高いの?」
と友達にきいたところ
その友人はこう答えました。
「そりゃー、営業力が違うからだよ。」
しかし、相談者は納得がいきません。
なぜならその業界はルートセールスで
歩合制はほとんどなく
ほぼ固定給だからです。
セールスの能力も
ほぼ同じくらいだというのです。
どうしても納得がいかないというのです。
あなたは
なぜこんなにも年収に差がつくのだと
思いますか?
その答えはカンタンです。
年収というのはあなたの所属する業界で決まり、
さらにあなたの所属する会社の利益率で
ほぼ決まるのです。
あなたの能力は二の次です。
ですから、
能力値が高ければ年収が高いというのは
半分本当で半分はウソです。
業界、会社の利益率でほぼきまるのです。
実際に相談をされたかたの会社と
その友人の会社の利益率をみたところ
予想通り友人の会社の方が
利益率が高かったです。
それを伝えたところ
相談されたかたは納得されていました。
と同時に能力の差ではないことも
理解されました。
これはなにも珍しいことではありません。
たとえばスポーツの業界でも
同じようなことがおきています。
スポーツの世界では天才といわれる
日本人選手が数多く存在します。
野球のイチロー選手
サッカーの小野伸二選手
ハンマー投げの室伏広治選手
などなど
天才といわれるスポーツ選手は
それこそ1億人以上の
日本人の中でトップです。
にも関わらず、
同じトップの方々でも
スポーツによって
大きく年収は異なります。
たとえば、海外にいかれたサッカー選手
野球選手はそれこそ億の世界です。
一方で、他のスポーツ選手は
CMなどのスポンサー料金を
のぞいて億いくことはないでしょう。
つまり、スポーツの種目によって
年収の上限は決まっているのです。
これは芸能の世界でも同じです。
たとえば、歌の上手さでいうと
間違いなくオペラ歌手になります。
人間の限界を超えて生声だけで
人々を感動させる才能は
こころ震えるものがあります。
にもかかわらず
歌の世界で稼いでいるのは
アイドルの方々です。
もちろん、アイドルの方々を
否定するつもりはさらさらありません。
歌の上手さでいうと
オペラ歌手に
軍配があがるといってるだけです。
天賦の才能があるのに
オペラ歌手として
生計を立てることができるのは
ほとんどいません。
まとめると
能力値が年収を
決めるわけではないのです。
あなたの所属する業界が
あなたの年収を決めるのです。
ですから、
あなたよりも年収の高い人をみて
自分は劣っているとか
あなたよりも年収の低い人をみて
自分よりも劣っているという
考え自体がナンセンスなのです。
年収イコール能力
という発想をまずはやめてみましょう。
年収が低いとかうんぬんは
まずはあなたの業界で
しっかりと能力を伸ばしてからです。
まずは自分の業界を知り
その中で自分はどんな能力を
伸ばすことができるのか?
を考えましょう。
ぜひおためしください。