こんにちは。
毛利まさるです。
セールスの世界では
精神論がよく優先されます。
元気があれば良い!
面白ければ良い!
笑顔が大事!
とある職場でこんなことがありました。
とても物静かな新入社員で
真面目なタイプの男性です。
飲み会の席でも静かに飲むタイプで
はしゃぐような素振りもありません。
その姿をみて先輩はこういったのです。
「おまえ面白くないんだよ!
だから売れないんだよ!
もっと元気出せよ!
なんか面白い話でもないのかよ!」
おそらくその先輩は
自分とはあまりにも違うタイプなので
イライラしたのでしょう。
しかし、だからといって先輩の言葉は支離滅裂です。
面白いから売れる?
元気だから売れる?
これって本当に因果関係があるのでしょうか?
おそらくないですよね。
先輩の言葉はアドバイスのようで
アドバイスにならない言葉です。
それはつまり、
泳ぎの得意なペンギンに向かって
「おまえもっとしっかり空飛べよ!」
と叫んでいるようなものです。
その人の特性を無視しているのです。
会社の中の先輩というのは
ほとんどの場合自分の経験だけで
後輩を指導しています。
ですので、このように人の特性を無視して
アドバイスもどきをしてしまうのです。
この場合、あなたのタメにはなりません。
適当に聞いているフリをしてあげましょう。
こういった先輩から学ぶことは
精神論ではなく、もっと実践的なノウハウです。
なんでもかんでもまともに聞いていると
あなたが疲れますよ。