相手にあった提案ができない人とは!?

こんにちは。
毛利まさるです。

世の中にはコンサルタントを名乗ったり
相談役を名乗ったりして
実は一つのことしか
アドバイスができない人がいます。

たとば、
りんごの皮をむくことが下手な人がいたとします。
その人はりんごの皮をむくときに
包丁を上手く使いこなせないのです。

そしてその人があなたに質問をしてきました。
「どうすればりんごの皮を
 楽にむくことができますか?」

それに対して
最初から皮をむくのではなく、
まずは食べるサイズにカットしましょう。

皮と包丁と親指を近づけて
ゆっくりと切りましょう。

もし、包丁が大きいのなら
果物ナイフを使いましょう。

といった
色々アドバイスをすることでしょう。

そのどれもが正しいアドバイスです。

しかし、カンタンにりんごの皮をむく方法となると
そうではありません。

カンタンにりんごの皮をむく方法は
ピーラーを使うことなのです。

もっとカンタンな方法は
ほかの人にりんごの皮をむいてもらうことです。

あなたはそんなの当たり前じゃん
と思ったかもしれません。

しかし、これがいざ仕事のこととなると
このことに気が付かずに
同様のことをしてしまっているのです。

自分が知っている一つの方法が全てとおもって
それで解決しようとしているのです。

それはつまり
目の前のことを解決しようとするあまり
全体が見えなくなってしまっているのです。

木を見て森を見ず
という現象です。

そんなときはどうすればよいのか?

それは
「解決するためにはもっと他に方法はないのか?」
と自問自答することです。

たとえばりんごの皮をむくことが目的なら

包丁を使う必要はないのです。
別のものをつかえばよいし
あなたがりんごの皮をむく必要もないのです。

このようにそもそも解決することはなんなのか?
を考えることで他の方法をみつけることができます。
ぜひおためしください。