知識があるのに売れない人とは

こんにちは。
まさやんです。

セールスをしていると不思議な人がいます。
とてもよく勉強しているのに
売れない人というのがいるのです。

商品について聞くと
何でも答えることができます。

色々その人から商品の知識について
学ぶことは多いです。

ですが、糖の本人は売れていないのです。

これはなぜだと思いますか?

知識を追い求める人の傾向として
「売れない」ということは
「自分に知識が足りないからだ」
と考えるのです。

もちろん必要最低限の知識は必要です。

これについては別の記事で紹介しました。
商品知識を効率的に身につける方法

しかし、もう十分だろという知識があるにも
関わらず、まだ商品知識を身につけようとします。

もちろん、それは大切なことです。
そうやって後輩や先輩の相談役になれるのなら
それはそれでその人の役割はありますから。

ですが、
セールスという立場の方は、
大前提として売ることが仕事です。

別の記事で
恋愛から考える正しい努力の方法
を紹介しました。

知識ばかり身につける人は
セールスとしての正しい努力ができていないのです。

ここでいう正しい努力とは
せっかく身につけた商品知識を
どうやったら見込み客にわかりやすく伝えることができるかのことです。

それが欠けているのです。

なぜそんなことになるのか心理的な側面から言うと
知識を身につけることで
会社の色んな人から相談をウケるので
本人は満足してしまっているのです。

見込み客に対しても知識を披露できるので
「すごいですね。よくご存知ですね。」
というおべんちゃらを真に受けて満足しているのです。

まるでクイズ王にでもなったかのようです。

知識をひけらかすことで自分の心を満たすことで
売れない劣等感を隠しているのです。

その結果として、
本来売れるように相手に伝える方法を
自ら放棄しているのです。

おそらくその本人の心境はこんな感じです。
「周りは勉強不足だ。
 おべんちゃらを使ってノリで売っているだけだ。
 自分はしっかりと知識を身につけているから
 良い客にであえることができたら一気に売れるはずだ」

半分は当たっていますが、
半分は外れています。

そういった方は知識をみにつける努力を
ほんのちょっとだけでも
相手に伝える方法に向けてみてください。

頭でっかちのままだと
今の現状を変えることはできません。

セールスとして相手にどう伝えるのか?
ここに注力してください。