自分でどうにもできないことに集中しないその理由とは

こんにちは。
まさやんです。

あなたの周りに上司の性格や態度を直してほしい
とか、事務所の場所が悪いとか
社会に対しての不満をよくいう人いませんか?

問題意識が高いことは非常に良いことです。

ですが、
もし、その人自身で改善できないことに
悩んでいるとすると
それは時間の無駄です。

自分の出身地、身長
上司の態度や性格
明日の天気
見込み客の機嫌
家族や友達の性格
政治情勢
自分の過去などなど

あなたがエッセイストや
評論家であればどんどんと語ってください。

ですが、サラリーマンであるなら
これらのことをいくら悩んだり、
愚痴をいっても仕方がないです。

たとえば、今の上司に
どうしても納得行かないなら
その職場を去るか、
人事部などの上司を異動できる職場に行くなど
自分で改善できる立場になってください。

世の中には自分で解決できないことは多々あります。

ここで私の好きな話を紹介します。
お釈迦様の「毒矢のたとえ」という話です。

とある人の足に毒矢がささりました。
友人があわてて
「すぐに矢を抜いて治療しなければ!」
と勧めました。

しかし、毒矢にさされた人は
「いや!この矢がどこから飛んできたのか?
 なんのために矢を射たのか?
 毒はどんな毒なのか?
 それがわかるまでは矢を抜くな!」
といったのです。

結局その人はなにもわからないまま
毒がまわって死にました。

今、何が重要なのか?
今、自分がすべきことは何なのか?
今集中するものの大切さがよくわかりますので
私はこのお話が大好きです。

ぜひ、自分でどうにもならないことに対して
あれこれ考えをめぐらせるのではなく、
今自分ができること、
改善できることは何なのか?を考えてください。

世の中や上司、会社の愚痴を言いたくなったら
「毒矢のたとえ」を思い出して
今やるべきことに集中して一歩でも前に進んでください。