最高点ではなく、格点をとり続ける その理由とは

こんにちは。
まさやんです。

あなたは仕事の完成度を
常に最高のものにしようと思っていますか?

だとしたら考えを変えたほうが良いです。

あなたが自分でビジネスをしていたり、
アーティストとして作品をつくる立場であったり、
セールスにおける目標金額を達成する

といったことであれば
完成度を常に最高のものにするのは当然です。
むしろしなければプロ失格です。

ですが、
会議の資料作成などの
サラリーマンとしての内勤作業であれば、
最高点ではなく、合格点をとってください。

なぜなら、
あなたは会社の中の一部であり、
あなたを中心に会社は回っていないからです。

どういうことかわかりやすく解説します。

仕事の完成度として80点を求められたとします。

それなのに
あなたが毎回100点満点を
目指して仕上げているということは

会社としては本来80点でよいはずなのに
100点を目指して完成してしまうと
あなた自身は20点分あげるのに
ムダな時間を使っているのです。

会社からみても、
あなたの20点分につかった時間はムダな時間です。
会社からみてその時間は損失です。

さらにいうとその20点はかなり時間がかかるはずです。

あなたが学生時代だった時を思い出してください。

60点だった科目を80点まで点数を上げる勉強量と
80点だった科目を100点、つまり満点まで上げる勉強量
どちらが大変でしたか?

満点をとるまでというのは相当時間がかかったはずです。

会社にいると次から次への仕事が回ってきます。
たかが、
一つの仕事で完成度にこだわり
いつまでも時間をかけていると
「仕事の遅いやつ」
というレッテルを貼られてしまいます。

かといって60点で仕上げてしまうと
「仕事がザツなやつ」
というレッテルを貼られていまします。

例えば2人の人がいて同じ2つの仕事を終えたとします。

Aさん、1つ目の仕事は100点、
    一方で1つ目の仕事に時間がかかったので
    2つ目の仕事は60点だった。

Bさん 1つ目の仕事も2つ目の仕事もともに80点だった。

もちろん点数で
明確に分けることはできないのであくまで目安ですが、
この場合、評価されるのはBです。

なぜならAは2つ目の仕事が60点だから
「仕事がザツなやつ」
という評価になってしまいます。

悲しいことにサラリーマンは
ダメな部分が目立ってしまうのです。

これがサラリーマンの現実です。

ですから、合格点で仕事を早く仕上げることです。

そして、その合格点を取り続けることです。
そのためには、
いちいち最高点を目指していると
時間も労力もムダになるのです。