こんにちは。
まさやんです。
今日はアドバイスをする際の注意点について紹介します。
部下や後輩にアドバイスをする際に
多くの人がやってしまいがちな間違いがあります。
それは、1から10まで全部アドバイスをしてしまうことです。
あなたにも経験があると思います。
後輩が相談をもちかけてきたので、
あなたが丁寧にアドバイスをします。
ふと、
気がつくと後輩の顔がなんだか腑に落ちない表情
聞いているのか、聞いていないのかわからない状態。
こころなしか、返事も
「はぁ~」
と頼りない返事をする。
ここで、一番ダメな人は
「お前、聞いてんのか!
せっかく、人が時間を作ってアドバイスしてやってんのに!」
というパワハラ系の人です。
ちなみに
私の記事の読者には
そんなパワハラ系の人はいないと私は信じております(笑)
いくら理不尽だと思っても、
相手に怒りをぶつけてはいけません。
感情的になった時点で
アドバイスが説教になってしまします。
次に、パワハラ系でなかったとしても
相手が理解できていない場合
相手を責めてはいけません。
なぜなら、
相手が理解できていないのは
あなた自身に責任があるからです。
あなたが必死に説明しているのに
聞き手が腑に落ちない表情をしている時
この原因の多くは、
相手が理解の限界を超えてしまっているのです。
算数の足し算引き算がようやくできるようになった子供に
いきなり数学の因数分解を教えることなんてできませんよね?
エクセルを使ったことがない人に
いきなりエクセル関数の方法を伝えることはできませんよね?
このように、
アドバイスをする際には
相手の理解度にあわせて提案する必要があります。
例えば、
会社でプレゼンテーションの予行演習をしたとします。
待ってましたとばかりに
先輩や上司は、
「声が小さい」とか
「目線がダメ」とか
「抑揚がない」とか
「説明がたどたどしい」とか
まぁ好き放題言ってくれます(笑)
私から言わせるとこんなものイジメです。
アドバイスというのは相手が前進できる
なにか一つ、もしくは二つだけでいいのです。
「声を大きく」と「聞き手に目線をあわせる」
この二つだけをまずはやってみよう。
と言った感じです。
最初から10個も20個も習得できる人なんていません。
相手にアドバイスをする時は、1つか2つをまずはやらせてみる。
これを心がけてください。