器用な人の方法論を真似ることはしないその理由とは

こんにちは。
まさやんです。

あなたのまわりになんでも起用にこなす人はいませんか?

同じ会議にでたはずなのに
隅から隅まで覚えている方
会社の文章を読んですぐに理解できる方

学生の時を思い出すと
勉強量に差はないはずなのに
どんどん問題が解けるようになる人

ちなみに
私は劣等生でしたので、
器用になんでもこなすタイプに憧れました。

社会人になって
資格の勉強をしている時も
教科書を読んでもチンプンカンプンでした。

これはまずいなと思い、
予備試験で良い成績をとる優等生に聞きました。

「どういった点を抑えて理解したり、
 暗記したりしているの?」

私はてっきり、
その人は問題の出題傾向を把握してるものだと
思っていたのです。

「試験問題は選択式だから
 例えばこういう文章だとAとBを入れ替えたりする
 だからその違いをおさえれば良いよ。」

今の私ならこのようにアドバイスします。
そして当時の私もこのような回答を期待していました。

ですが、
優等生から頂いた回答は
あまりにありきたりでした。

「教科書を隅から隅まで熟読しているだけだよ。」

この回答を聞いた時
自分にはこの優等生の方法は無理だと思いました。

というのも私は隅から隅まで読んでも
理解できなかったから
その人にコツをきいていたのです。

記憶力の良い人、理解力が良い人といった
もとからなんでも器用にこなす人のアドバイスは
自分にはとってはアドバイスにならない…

そう思ったのです。

ちなみに記憶力は
親からの遺伝率は30~55%と言われています。
一度読んだものを覚えるような
恵まれた才能は私にはないのです。

さらにこれはセールスの場面でもあります。

例えば、
人の心に取り入るのがとても上手な人がいます。

私は人見知りの性格なので、
人の心に入り込むのに大変苦労していました。

そこで
社内でお客さんと友達のようになれる人に
私は質問をしたことがあります。

「どうやったら◯◯さんみたいに、
 お客さんと友達みたいになれるんですか?」

その時、その人からいただいた回答はこうでした。

「それはセンスだからな」

もはやアドバイスになっていません(笑)

このようにあなたの身近で
なんでも器用にこなす人のアドバイスは
あなたの参考にならないことが多々あります。

少なくとも私はそうでした。

私は誰よりも不器用で、
私は誰よりも結果が出せなかった。
そして私はまわりの人のアドバイスも
アドバイスにならなかった。

だからこそ、
人よりも本やセミナーなどで
勉強をしたのです。

そんな私でも、
セールス日本一になることができました。

あなたも周りに参考にならない人が多ければ
あなたとできるだけ近い環境で苦しんだ人や
あなたと近い性格の人
を参考にしてください。

最初からなんとなくうまくいった人や
なんでも器用にこなす人というのは
うまく行かない人が
なぜうまくいかないのか理解できないのです。

ですから、うまくいかなかった人が
うまくいくようになった事例を是非参考にしてください。