こんにちは。
毛利まさるです。
これはとある教育教材をあつかう
セールスの方から伺った話です。
それは、同じ教育教材であっても
「東京大学卒業生が教える」
「東京大学に入学させた」
といった文言があるだけで
売れ行きが全く異なるのです。
たとえ内容は
他の教材のほうがよかったとしても
「東京大学」というブランド名のおかげで
売れるのです。
このようにブランド名というのは
とても効果があります。
これは高校生向けの問題集や参考書に
限った話ではありません。
「東京大学卒が手掛けた◯◯の方法50」
といったように仕事関係の本でも
なぜか大学名を全面に
押し出してくることがあります。
実は、社会人向けの本でも
高校生向けの参考書と同じように
売上は大きく変わるのです。
このように多くの買い手は盲目的に
◯◯大学は凄い!
と認識をしてしまうのです。
そこで今回は、
あやしい人にだまされない方法を
3つお伝えします。
その1,大学をやたら強調する人
大学の入学試験の対策問題ならまだしも
仕事のことで大学は全く関係ありません。
大学の研究員として研究をしているのならまだしも
ビジネス系の本でやたら大学を押してくる人は
おそらく仕事で実績を残せていない人です。
その2,知り合い自慢をする人
わたしは◯◯とつながっている。
◯◯と一緒にとった写真を
意味もなく掲載している。
その人の教え子ならまだしも
仲が良い人は本の内容には
全く関係がないはずです。
その3,やたらによくわからない言葉を使う。
意味のわからない英語を乱発する人は
相手に理解してもらおうという気はないです。
単に自分は凄いと思わせたいだけです。
この1、2,3は全部、権威を使っているのです。
自分はすごいだろ!
ということを匂わせることで
信頼を勝ち取ろうとしているのです。
しかし、本当に大切なことは
あなたが学びたいことを
教えることができる人なのか?
です。
あなたが成長することに
その人の大学や知り合いは関係がないことです。
それよりもあなたの成長のために
わかりやすく教えてくれるか
どうかが重要なのです。
権威を強調されるあまり
なんとなくこの人すごそう!
と思うのは危険です。
まずは、あなたが何を学びたいのか?
を明確にしてみてください。
そしてあなたは何を知りたいのか?
を明確にしてみてください。
そうすれば権威に騙されることは
少なくなりますよ。