同じものでも他人からは違って見える 理由とは

こんにちは。
まさやんです。

自分意見や考えを
否定されて腹が立つことはありませんか?

自分の考えに
間違いないと思えば思うほど
「なんでこんなことがわからないんだ!」
と感情的になってしまいます。

こんな時に思い出す言葉を紹介します。
これを知ればあなたは、
自分と他人の考えは違うものだと
落ち着いて考えられるようになります。

それは
「群盲評象(ぐんもうひょうぞう)」という言葉です。

6人の盲人が象の異なる部分をさわって
それぞれが違う回答をするのです。

わき腹をさわった人は「かべ」と答え、
牙をさわった人は「やり」と答え、
鼻をさわった人は「へび」と答え、
といった感じです。

どの人も、自分にとっては真実と
思って発言しているのです。

この話のように
お互いがお互いの立場
になって考えないと
いつまでたっても話は食い違ったままなのです。

では、この話をどう活用すればよいのか
私の話をします。

例えば、会議などで
自分と真っ向から否定してくる人がいたとします。

その場合
「自分が象の鼻しか触ってないのかもしれないし、
 あいてが象のわき腹しか触ってないのかもしれない」
と考えるのです。

そして次のようにいうのです。
「その視点は大切ですね。」

この一言をいうのはとても簡単ですが
とても効果的です。

その効果を3つだけあげます。

1つ目は、相手の発言に感謝の意を表して
 相手をうやまうことができます。

2つ目は、「視点」という言葉を使うことで
 あなたと私は象をさわる部分が違うだけだという
 ことを自分が納得することができます。

3つ目は、「大切ですね」という言葉を使うことで
 まずは、相手の意見に賛成も否定もしませんよ。
 という立場をとることができます。

とても便利な言葉です。

会議体で意見の食い違う人がいて
あなたが腹がたつことがあったら
「群盲評象」を思い出して
「その視点は大切ですね」という言葉を使ってください。