テクニックはしょせんテクニック!?

こんにちは。
毛利まさるです。

すぐに結果を出そうと
テクニックを求める人がいます。

わたしはテクニックには2種類あると思います。

1つ目は小手先のテクニック
営業トークとか、切り返しのトークなど
その場その場の細かいテクニック。

2つ目は考え方のコツや
長期的に使えるものといった
本質的なテクニックです。
別の記事で紹介している返報性の法則などです。
参照:思わずお返ししたくなる感情とは

この2種類のテクニックで
すぐに効果が出やすい
もしくはわかりやすいのは
1つ目の小手先のテクニックです。

本屋に絶対に断られないトーク30
といったわかりやすい
タイトルがあふれているのも
そういった理由です。

しかし、このわかりやすい
小手先のテクニックばかり
追いかけても良い結果がでるとは限りません。

以前、わたしと話をしているときに
知り合いからこんなことを言われました。

「毛利さん、わたしに警戒していますね!
 私は心理テクニックを勉強しているので
 わかるんです。
 腕を組んでいたら警戒しているんですよ!」
 

正確にいうとわたしは
左手を右肘にあてていたのです。

そしてそれは別に警戒していたわけではなく
単純にわたしのクセです。

心理テクニックで腕組をしているときは
警戒している可能性がある。

というのは普段は腕を組まない人が
腕を組んでいる時は当てはまります。

しかし、普段から腕を組まない人にとっては
それは当てはまらないのです。

このように小手先のテクニックを
万能のテクニックのように
信じて疑わない人がいるのです。

そうすると小手先のテクニックが邪魔をして
本質を見抜けなくなってしまうのです。

先ほどのわたしも別に警戒なんてしていませんでした。
「警戒していますよね!」
と言われたことで
警戒というよりもあきれたほどです。

では、どうすればよいのか?
それは小手先のテクニックは
しょせん小手先のテクニックと思っておくことです。

目線の動きでその人の考えていることを読み取る
なんてことも同様です。

小手先のテクニックは料理で言うところの
つまみです。
メインディッシュにはならないのです。
メインディッシュは本質的なテクニックです。

どうせ学ぶなら本質的なテクニックを学びましょう。