自分の価値基準だけで判断しないとは

こんにちは。
まさやんです。

あなたはセールスをするときに
自身が扱う商品について、自分だったらいらないかな…
なんて思っていませんか?

この考えは半分は当たっていますが、
半分は間違っています。

今日は自分の価値基準だけで
判断しないことについて紹介します。

まず大前提として大切なことがあります。

あなたの扱う商品を
あなた自身がよいものと思っていることです。
こちらに関しては
商品を信じる力を身につける方法」を参照ください。

それをふまえた上で、
今回は価値基準について紹介します。

例えば、「価格が高い」
こういったことも相対的な評価です。

例えば高価な絵画があります。
1987年に当時の安田火災海上保険は、
当時の為替換算で約53億円
ゴッホの「ひまわり」で落札しました。

53億円となるととても高価ですよね?
ですが、「ひまわり」のお陰で美術館の客は増え、
結果的にはプラスだったのです。

ということは、私達の価値観では高いけど
当時の安田火災海上保険にとっては、
高くない買い物だったのです。

他にも「冷蔵庫は冷やすもの」
こういったことも相対的な価値観です。

一般的には冷蔵庫は冷やすものです。
ですが、「冷やすもの」だけの
価値基準だと売れない地区あるのです。

それは極寒の地区です。

冷蔵庫よりも外のほうが冷えるのです笑
ビールを冷やしていると缶が破裂してしまいます。

となると、極寒の地区にとっては冷蔵庫は
「冷やすもの」ではなく、
「適温にするもの」なのです。

このように、
扱っている商品を自分自身の
価値基準のみで考えないことです。

もし、自分自身の価値基準のみで判断していると
高齢者向けの足腰に貼る湿布や
マッサージ機は自分が高齢にならないと売れないですし
女性向けの化粧品は女性にしか売れないことになります。

ちなみに私は女性向けの美顔器を売っていたことがあります。

その時に私はこう思っていました。
「自分には必要はない。
 ただし、肌に悩む方にはこの商品が必要である。」

このように
あなたの扱う商品を
自分自身の価値基準だけで判断するのではなく、
届ける方を価値基準に考えてください。

そうすればもっとあなたは売れるはずです。