本当にそのデータはあっているのか?

こんにちは。
まさやんです。

あなたは
ランキング番組がすきですか?

外国人が選ぶ〇〇ランキング
日本人が選ぶ◯◯ランキング
年代別でみた◯◯ランキング

本当にいろいろと
ランキングをだしますよね。

まさかあなたはこのランキングを
うのみにしていないですよね?

そこで今回はデータの見方について
ちょっとだけ紹介します。

データの中で大切なことの一つは
対象が誰なのか?です。

たとえば外国人が選ぶ
日本のすごいと思うことのランキング
というのがあったとします。

この時に多くの場合は
日本に来ている外国人から
アンケートをとっています。

これはどういうことかというと
日本に来ている外国人ということで
日本に魅力を持っている外国人
ということになります。

そもそも日本に魅力を持っていない人は
日本に来ていません。

つまり、正確に言うと
「日本に興味を持って日本に来た外国人が
 日本のよいと思うところランキング」

ということになるのです。

他にも
日本人1万人が選ぶ
◯◯ランキングというのがあります。

この場合、
インターネットで意見を伺うことが多いです。

つまり、どういうことが起きるかと言うと
10代、20代の意見が
大きく反映するということです。

おそらく50代以上の意見は
10代、20代のかたの意見の
半数もないことでしょう。

しかし、
本来この人数差はおかしいのです。

こちらをご覧ください。
参照:人口推計(2019年(令和元年)10月1日現在)結果の要約

我が国の人口ピラミッドをみると
2019年時点で15歳の方は、
45歳の方の半数しかいないのです。

つまり、本来は50代以上の意見は
10代、20代のかたの意見の
倍以上あるはずなのです。

なぜこんなことが起きるのか?
それはインターネットを
つかった意見集約だからです。

これが選挙のように紙投票だと
50代以上の意見が多く出ることでしょう。

なにがいいたいかというと
意見集約やアンケートは手段によって
対象者がことなるということです。

専門用語で「バイアス」といいます。

この「バイアス」という
考えを持っていないと
なんでもかんでもデータをうのみにして
色々ダマサれてしまいます。

ぜひ、この「バイアス」という考えを
身につけて、
データをもっと深くみてください。