時間を効率に使いたければマルチタスクは間違いである。その理由とは
こんにちは。
まさやんです。

あなたは 時間がない!
もっと時間を有効活用したい!
と思っていませんか?


時間を有効活用する方法の一つとして、
マルチタスクというものがあります。


例えば歯を磨きながら音楽を聴く。
朝食を食べながら朝のニュース番組を観る。
ランニングをしながらオーディオブックを聞く。


ようするに、「…ながら…」というように
同時にいくつもの作業をすることです。


一見、マルチタスクは同じ
1時間を2倍活用できるので
非常に効率的に思えます。
しかし、実はマルチタスクを
仕事ですることは大間違いなのです。
私は、シングルタスクを強くすすめます。


なぜなら
マルチタスクはシングルタスクよりも
時間がかかってしまうのです。


冒頭で述べたように、
私も時間がなくて困っておりました。
毎日何かに負われていて、
「忙しいんです…」が口癖。

周りからは
「お前いつも焦っているよな」
とののしられているありさまです。


そんな中、
ワラをもつかむ思いで手にしたのは
マルチタスクについての本でした。


次から次に降ってくる仕事をこなすには
これしかない!
と私は見事に感化され、
あらゆる場面でマルチタスクを実践してみました。


オーディオブックを
聞きながら通勤時間を過ごし、
職場では電話対応をしながら
パソコンでエクセルを
使ったデータ作業をする。

パソコンのモニターも2つ設置して、
2種類の作業を同時進行する。 
映画を観ながら本を読む。

時には映画を観ながら
Youtubeも観てスマホで
ゲームをしている事もありました。


かれこれ半年続けることで
私はあることに気がついたのです。


それはマルチタスクは適している場面と
適していない場面があるのです。


それは作業が「受動的」か「能動的か」
によって決まります。


分かりやすく言うと
「集中せずに何も考えなくてもできる作業」は
マルチタスクで
「考えないとできない作業」は
シングルタスクということです。

例えば、音楽や歯磨きや食事、
TVを見るといったことは
「何も考えなくてもできる」ので
マルチでもトリプルでも行けます。


ですが、仕事となると
「何も考えなくてもできる」
といったケースはないでしょう。
単なるデータ入力とはいっても、
集中する必要がありますよね。


私が電話しながら
データ入力をしていたころは
ミスが多かったです。
電話とデータ入力を
別々にするよりも時間がかかりました。


結果、シングルタスクで集中した方が
時間が短くかつ正確に処理できたのです。


このことはお手玉で例えられます。
大道芸人が3つのお手玉を
披露している姿を想像してみてください。
3つのお手玉を
同時に処理しているように見えますよね。


ですが、実際には
3つの球を同時に投げたり、
同時にキャッチしているわけではなく、
お手玉を掴んで投げる処理が速いだけです。


つまりマルチタスクではなく
シングルタスクで
スピードを速めているだけなのです。


ですから、
マルチタスクを実践するのは仕事以外にしましょう。

明日から仕事ではシングルタスクのみで行きましょう。