死ぬ気で働けとは!?心臓を捧げよ!?

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは上司から
「死ぬ気で働いてみろ!」
と言われたことがありますか?

バブルの頃を経験された方は
某ドリンクのCMにあったように
24時間戦えますか?
の精神で働いてきた方々です。

徹夜上等!
サービス残業は当たり前!
休日出勤はなんのその!
接待でメタボになるのが男の勲章!

どうでしょうか?
当時これらが当時一人前になるのには
当然と思われた価値観です。

あなたはこの価値観に共感できますか?

当然できないと思います。

経営幹部が大好きな言葉があります。

それは電通の鬼十則です。
ここでは5番目だけ紹介します。
「取り組んだら放すな、
 殺されても放すな、目的完遂までは。」

もはや戦時中の
「欲しがりません。勝つまでは。」
と一緒の臭いがします。

では、こういった鬼十則や
死ぬ気で働け!
といった考えは間違っているのか?

実はなにか成功を成し遂げたり
大企業の経営者にとっては
大切な考えなのです。

だから、間違いとは言い切れないのです。

間違いはその価値観を他人に強制することです。

バブル期のように
経済自体が右肩上がりで
どんどんと給料が上がっていく
一度勤務した会社に最後までお世話になる

といった当時の状況では
会社に人生を捧げるといった考えは
受け入れられたのでしょう。

しかし、今は経済が右肩上がりではありません。
そしてなによりインターネットで
会社の情報が筒抜けになってしまったのです。

「死ぬ気で働け!」
と社員に恐怖心を煽ったところで
社員からすれば
「なんで会社に人生捧げる必要があるんだよ…」
といって余計に冷めてしまうのです。

進撃の巨人に出てくる兵団のように
「心臓を捧げる」社員は存在しないのです。

ですから、仮にあなたが
「死ぬ気で働け!」
と言われたら
まともに受け止める必要はありません。

そもそも「死ぬ気で働くかどうか」は
人が決めることではなく
あなたが決めることなのです。

その上で
あなたは一度は本気で働いてもいいかな?
と思って取り組んでみてください。

なぜなら限界を知ることは
あなたがベストのパフォーマンスをだす方法を
知ることができるからです。
参照:1回くらいは自分の限界を知ってみる

まとめると
「死ぬ気で働け!」という価値観は
強制することではありません。
ですので言うだけムダです。

しかし、あなたにとっては
限界を知るまで働くことは
一度くらいは経験としてよいことです。
ぜひおためしください。