白黒はっきりしすぎない

こんにちは。
毛利まさるです。

会社で仕事をしていると
明確に決めていかなければ
いけないケースが多いです。

これは◯◯の責任
今回のプランの費用は◯◯まで
今月の売上目標は◯◯

これらは明確に決めておかないと
そもそも組織が成り立ちません。

しかし、一方で白黒はっきりつけていると
うまくいかなくなるケースがあります。

特に人間関係です。

たとえばこんな感じです。
あなたの上司が辞令で異動になりました。

新しい上司はAさんになります。

そこで、部下たちは必死にAさんの情報を集めます。

同僚などを伝って
「Aさんってどんな人?」
と電話でうかがいます。

そこでAさんの元部下からの情報を得ました。
「Aさんはとてもいい人だよ!
 部下は仕事をしやすいと思いますよ。」

そこであなたは安心しまます。
というのもあなたの上司はとても厳しい人で
あなたのことに対して
逐一口をはさむ人だったのです。

新しい上司のAさんは良い人らしいので
一安心です。

わかりましたでしょうか?
上司を「良い人」「悪い人」
と白黒つけていると
このようになります。

しかし、実際には
こんなカンタンではないですよね。

あなたのことに対して逐一口をはさむ人は
あなたがなにか困っている時に
相談をしやすいのです。

逆に部下は仕事をしやすい人となると
もしかすると部下の管理が
ずさんかもしれません。
数字に対して無頓着かもしれません

部下としてはのんびり仕事ができて
よいかもしれませんが、
組織として売上を落とすことになるかもしれません。

このように上司を
「良い人」「悪い人」と
カンタンに白黒つけることはできません。

では、どうすればよいのか?
白黒はっきりさせる必要がないことは
そもそも白黒つけないことです。

あなたが上司を
「良い人」に判定しようが
「悪い人」に判定しようが
目の前の仕事は何も変わらないのです。

つまり、その判定自体が意味のないことなのです。

考えてみてください。
「悪い人」と判定してしまうと
後々あなたが仕事をしにくくなりますよね。

冒頭で紹介したように
人間関係では白黒はっきりつけないことです。
そうした方があなたの気持ちが楽になりますよ。
ぜひおためしください。